スキニーライフBLOG.

「余計なモノと思考を持たず、自分サイズに暮らす」そんなスキニーライフを送るスキニストのBLOGです。シンプルに暮らすことで幸福度はあがります。ボクのスキニストとしての体験段を交えながら、自分のサイズを知った上で自己実現していく方法を紹介します。 《脱サラ・元起業家・依存症・メンタルヘルス・心理学》

アルコール依存症の大敵「HALT」が襲ってくる。

皆さんは「HALT」を聞いたことがあるでしょうか。

 

これは、アルコール依存症を経験した者にとって大敵であり、耐えられないならば酒を飲むしかなくなる状況に追い込まれる「4つの状況の頭文字をとった造語」です。

 

それぞれの原因があり、それが襲ってくることにより飲酒欲求が暴走しアルコール依存が成り立っています。HALTを紹介することで、アルコール依存症者とその周囲が相互理解できることを祈りつつ、紹介していきたいと思います。

 

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H=hungry ハングリー=空腹です。

 

空腹は、飲酒欲求を沸々と湧き上がらせる要素になり、なるべく避けなければいけません。

特に、夕飯の買い出しや仕事上がりの夜は空腹のままスーパー等に行くことは絶対にNGです。

食材などそっちのけで、大量の酒で自分自身を満たしたい=酔いたい気持ちに脳が支配されてしまいます。

ストレス解消のために、、今日も一日頑張ったご褒美に、、、脳からの伝令で誘惑されたら最後です。

まずはカロリーなどは気にせず二の次にして、夕食は食べたいものを好きなだけ食べましょう。

それがアルコール依存症にとって一番のクスリになります。

 

A=angry アングリー=怒りです。

 

この場合イライラという表現に置き換えますが、皆さんもついカッとなったりイライラしたときは、「ちくしょー、飲まなきゃやってらんないよ」なんてセリフを一度は吐いたことがあると思います。

確かに、お酒を普通に飲めてアルコールというものと上手に付き合うことができる人にとっては、一時の鎮静剤的な役割をお酒に期待できるとは思いますが、アルコール依存症者にはそれは叶いません。

いわゆる「酔いつぶれる」まで飲酒欲求が収まることがありませんので、イライラが収まることなく酔いつぶれて記憶を無くしながら周囲に迷惑をかけてしまいます。

なので、まずは何か精神衛生を保てるような趣味や生活スタイルを見つけだすことが重要です。

晴れた日には海や山へでかけてお酒から離れた場所でのんびり過ごしたり、DVD等を借りてきて好きなスイーツやお菓子に囲まれながら炭酸水でキリッと過ごすのもありかもしれません。

とにかく、穏やかな心を持つことに留意することが大切です。

 

L=loneliness ロンリネス=孤独です。

 

これは、非常に重要な要素でありながら、状況によっては解決しにくいやっかいな部分です。

一人ぼっちになって独りよがりなネガティブ思考に陥ってしまうと、もはやお酒に頼ること以外方法がなくなります。

家族と同居していたり彼女と同棲、社員寮などで暮らしていればまだ不安は軽減されますが、転勤が発生する仕事をしていたりするとセルフコントロールが難しくなります。

実際に孤独からの要因でアルコール依存が急激に進行して退職せざるおえなくなっている方も大勢いらっしゃいます。

孤独の解消は、人それぞれの性格的な部分や家庭環境も大いに関わってくるので、ズバッと解決することが難しい部分です。

 

T=tired タイアード=疲労です。

 

疲労は、先に挙げたイライラや孤独感に直結します。

アルコール依存症である自分自身の状況を憂い、虚しさや劣等感が爆発してしまい自暴自棄になりやすく、飲酒欲求の増幅が抑えられなくなってしまいます。

なので、疲労を感じたら無理して夜更かししたり遊んだりせず、とにかく早く就寝したり細目に小休止したりと、常に体力を無駄に削らず健康そのものな生活リズムをキープすることがとても大切です。

 

 

以上が、アルコール依存症者にとっての大敵「HALT」についての説明です。

アルコール依存症者の心境や行動というのものは他者にはなかなか理解されないものであり、目に見えないたくさんの敵と戦いもがき苦しみながら必死に生きています。

 

各々が自分の新しいスタイルをなるべく早期に確立して、もう一度自主自立に迎えることを願っています。

 

アルコール依存症家族に贈る「回復の法則」25

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