スキニーライフBLOG.

失敗は成功のもと。とはいえ、誰もが恐れるのが失敗です。そんな失敗を回避すべく、ボク自身の経験・体験を包み隠さず綴ることで、みなさまの反面教師になりたいと思います。雑記。        #脱サラ #転職 #起業 #依存症 #スキニーライフ

【絶対保存版】超低予算で10坪カフェをつくるトリセツ。ー場所・物件・予算計画編ー

「地元でお店をだして活性化させるぞ!」

「この街が好きで移住してでも商売したい!」

 

その色々な想いを叶えるのは、今なのでしょうね。

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前回は、飲食店の開業に絶対必要なコンセプトのついてご説明しました。

 

そこで今回は、打ち立てたコンセプトを活かすための「場所・物件・予算計画」の3点セットについて、リアルな体験を交えながら伝えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 ◇どんな場所で始めるか◇

飲食店の開業を目指すにあたり、どんな場所で始めるのかは非常に重要なポイントです。

それはなぜか、ずばり「一度開業したらそこから動けない」からです。

自分の描いているお店の雰囲気とマッチした場所を選ばないと、当然お客様には来て戴けません。そのことに開業してから気付いても時すでに遅し、つぶれるまでその場所に居続ける他なくなりますので、そうならないためにも、コンセプトに見合った場所を探しましょう。

 

それでは、場所探しのパターンをいくつかお伝えします。

 

1、生まれ育った地元で開業

これが一番ポピュラーなパターンですね。ボクの周りでも、中学の時怖かった先輩が居酒屋を始めたりアイドルだった娘がネイルサロンを開いたりなどしてます。

地元で開業するメリットとしては、

地域性を理解している

知人友人が見込み客になる  

地元の信用金庫や信用組合の融資対象になりやすい  

ことがあげられます。 デメリットについてはほぼ皆無と言えるでしょう。

 

どの土地でも言えることですが、開業すなわち商売を始めるにあたり「その土地の地域性を知る」ことは非常に大事になります。

人口はどのくらいで、どの年齢層が多いのか。またはどんな名産品があり何が流行っているのかなどを、自分で出来る限り調査をする必要があります。

そういったことから、生まれ育った地元であれば予めある程度は理解があるでしょうから、調査が楽になります。

また、友人や知人が地元でそのまま結婚したりビジネスをはじめているケースが多々ありまして、友人知人のみならずそこからの人脈も使えますので、集客にとてつもなく苦労するリスクは低くなります。

その他には、地元の信用金庫や信用組合の融資対象になりやすいことがあります。ここについては、今後の記事で触れていきます。

 

2、地元以外に移り住んで開業する

生まれ育った地元でもなく、引っ越して1年から3年程しか経っていない土地で開業するチャレンジプランですね。

ボクの場合はココに当てはまりますが、「想像絶する苦戦を強いられる」ことを先ずお伝えしておきます。

ただその分、自分のアイディアで街にムーブメントを起こしたときの快感は半端じゃありませんが、地元で始める場合に比べて5倍近くの仕事量が発生しますので、覚悟よりもノリの良さの方が個人的に大切かと思います。

こちらについては、まずデメリットからお伝えしますが  

地域性の見通しが悪い

知人友人が少なすぎる

よそ者扱いされ、イジメの対象になりやすい ←ココ、重要

などが挙げられます。

 

当然よく知らない土地ですから、どんな性格の人が多くて何を好んで食べるのか、はたまた外食自体をどれくらいの頻度で行うのかなど、情報に乏しくなります。

通常であれば、知人や友人に聞くなどしてリサーチしますが、そもそも知り合いが少なすぎるケースがほとんどですので、情報の装備が薄いまま戦うわざるをえません。

また、仮にうまくスタートを切れたとしても、次に待つのは「同業者からのイジメ」です。同業というだけで毛嫌いされがちなところに、よそ者というレッテルが貼られるためあらゆる手段で迫害されます。

ボクが実際に受けたものとしては、「ボク個人の根も葉もないウワサ」「メニュー・食材に対する風評被害」「ヤクザを店に派遣される」このあたりでしょうか。

 

世の中の新入社員が嘆き苦しむ缶詰研修の軽く10倍はキツいですよ。

人に寄る部分もありますが、少なくともボクが見てきた感じだとみんな九分九厘やられてます。

ただ、今さらかもしれませんが嫌なデメリットばかりではないのでご安心ください。

 

次のようなメリットもあります。

その土地になかった新しい風を吹かせることでムーブメントを起こしやすい

新たな人脈を形成できる

世を渡り歩く活きた処世術を会得できる

があります。

 

ここはボクの体験談にて一気にお伝えしますが、ボクが開業した街にはパンケーキやハーブティーなど最近流行りのメニューをだすお店がありませんでした(大手チェーン店除く) 。

そこに目をつけてメニュー化したところ、地元女子高生の間で爆発的なムーブメントが起きて、インスタグラム上でかなり盛り上がりました。

また、それまであまり繋がらなかった年齢層の方とも、お店を入口として知り合いになれるので新たな発見があります。

 

実際に、あるお客様から頂いたアドバイスの効果で集客に繋がった事例もありました。お店をやる魅力の一つですね。

 

あとは、極論ですが心身ともにスペックが自然と強化されます。

地元じゃない土地に住みながら、日々様々な思考を巡らせながらお店を運営するのは並大抵の努力では厳しいです。

店舗運営のみならず、いわゆる外敵から受けるストレス等とも戦い続けなければならないため、休みの概念など皆無にして向き合う必要がありますが、「一生モノのライセンス」を得られることは間違いありません。死ぬわけじゃありませんので、是非チャレンジしていただきたいですね。

 

 ◇物件について◇

次に、物件についてお伝えしていきます。

 

開業する場所が決まったら、今度は「自分の城=物件」を探さなければいけません。

土地や資金が潤沢にある方は、 ある程度自分のビジョンに沿った物件を建てることができますが、これは一般的ではありません。

通常は、不動産会社を通じて空き物件を借りるところからスタートします。

その際、是非みつけだして欲しいのが「居抜き物件」であり、中でも「厨房機器や空調などがそのまま残してある物件」を是が非でも確保してください。

ボクが開業したときは、元々が焼鳥居酒屋の居抜きではありましたが「厨房機器なし、エアコンジャンク、和式便所」というものでした。

条件としては最悪でしたが、そこしか空き物件がなかったので致し方なかったことは確かです。

では、参考までにボクが借りた当時の物件の様子をごらんください↓↓

 

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(玄関部分)いかにも昭和の香り漂う焼鳥屋か中華屋って感じです。

 

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(厨房・カウンター部分)居抜きとはいえ、たったひとつそのまま使えたのがカウンター部分のみ。とはいえ、研磨に塗装にほんとうに苦労しました。

 

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(トイレ)内装もとてもじゃないですが使えるものではありません。この写真は、すでに洋式便所に切り替える工事を始めたくらいの時のものです。

 

こんな感じの物件ですと、「時間とお金が倍以上かかる」のでなるべく厨房機器や空調がそのまま使える物件をまずは優先的に探しましょう。

では、どのように探したらいいのかという疑問についてですが、基本的には不動産会社の仲介で大家と物件を契約しますが、できればまずは「自分の足で街を歩いて探してみる」ことから始めましょう。

時間に余裕がない場合は不動産会社任せにするのもいいですが、商売の原点は街を知ることですので、知れば知った分だけその後の「交渉」に役立ちます。

結局のところ、条件の良い物件というのは「みんなが欲しがる」ものですので、当然倍率が高いわけですね。

不動産会社としても、今から起業する新米よりも「失敗する確率が少なく安定して家賃収入を得られる」という観点から、大手外食チェーンなどに優先的に物件を与えます。

つまり、自分自身で街をリサーチして人脈をひろげつつ物件を探すことが重要というのはわかっていただけると思います。

実際にボクの時は、写真のような低ランク物件でも「駅前」という立地がモノを言い「他3名と競合」しました。その中の一人は地元の建設会社の社長であり、新たな飲食事業発足のための物件探しだったということです。

 

ではなぜ、そのようなバトルの中ボクが物件にありつけたかというと、事前に大家さんと知り合いになりお茶を飲む仲になっていた」からです。

 

その物件の裏のお宅が大家さんだという情報を町の居酒屋のマスターから得たため、事前にご挨拶に伺えていたからなんですね。

こういったテクニックは、実際に自分自身で行動しないと舞いこまないチャンスですので、是非マネして欲しい部分です。

 

 次に、物件を借りる際にもうひとつ重要視しなければいけないのが、「家賃」ですね。

ここのコストをいかに抑えるかで、今後の運営をよりしやすくなります。ボクの借りた物件は、月々7万円の家賃で敷金1か月・礼金2か月でした。

あわせて30万円近く飛んで行ってしまいましたので、相当きついですが「田舎町の駅前」の一般的な家賃相場としては安い部類に入ります。

今思う当時の反省点としては、「家賃交渉を臆せずすべき」だったことが挙げられます。

ボクの時は、なぜか大家さんより不動産会社のほうが立場が上だったようで、競合していた上に大家さんとの水面下の契約交渉だったことから、不動産会社に対して強気でいけなかったのですが、交渉するだけなら破談にはならない場合がほとんどなので、ここは交渉してOKです。

その物件で商売していた飲食店の廃業理由や立地によっては2万円近く減額できることがありますので、ここでも積極的に情報収集していきましょう。

 

◇一体何にどれくらいつかうの?予算計画について◇

次に、予算計画についてお伝えしていきます。

予算すなわち開業資金の部分ですが、金はあるならあっただけ楽になります。

開業前というのは、自分がたてた予算計画以外の出費が思ったよりも発生します。

そういった部分に対応できるのは、資金がある人の最大に有利な点ですが、そこまで資金がなくてもしっかりと事前準備さえしていれば対応できますのでご安心ください。

 

まず、開業資金については「できるかぎり抑える」ことが大切で「無駄なものは全て省く」気持ちが大切です。

どうしても初めての開業だと「夢をすべて詰め込みたくなる」のですが、それはかなり危険です。

お金がかかりすぎるだけではなく、詰め込みすぎてコンセプトがぶれる可能性があるからです。

なので、両側面から意識して開業資金は抑えましょう。

必然的にかかるものは、家賃・工事費・設備費・仕入れ費です。

この中で、自分の気力と体力そしてノリで抑えられる部分が「工事費」です。

工事と一口にいっても、水道ガス電気、外溝、外装、内装とわかれており、それぞれの専門業者に工事を発注し依頼します。

ボクが開業時にチャレンジしたのは、外装と内装の部分です。率直に言うと、ココを自分でやっただけで120万円近く浮きました。(もっとかもしれない)

そして、当然ながら「バリバリの未経験者」だったわけですが、ハッキリいいます、「男女関係なく誰でも」できます。

必要なのは、絶対にいいものを作るぞというハートと、資材と道具の購入とYoutubeを観るためのネット環境くらいです。

 

ホリエモンこと堀江貴文氏が著書「多動力」にて(Twitterで寿司職人が何年も修行するのはバカと投稿したら炎上した)とありましたが、ボクは実際にそれを体現してしまった形です。

www.skinny-blog.live

 

壁紙や床材を貼ったり、外壁のペンキ塗装などは、通常は修業期間が設けられるそうですが、ここもハッキリいいます。

コツさえつかめばマジで誰でもできます

ちなみに、ボクは壁紙については予想通りはじめの一枚分だけはゴミにしてしまいましたが その後2枚目からは順調に壁紙を貼っていくことができました。

今のご時世、参考になる動画がYoutubeなどにあふれていますので「できないことなんかない」と本気で思います。

つまりは、こういったチャレンジをする覚悟や気概さえあれば予算を削減できるということです。

 

それを踏まえたうえで、開業する土地の近くで水道ガス電気の工事業者や内外装、またはオンラインで構わないので厨房機器や店内設備の見積もりをすべて取りましょう(できれば新品と中古にわけて2通り)。

内装や外装など自分で工事予定の部分も、あえて見積もりは確実にとってください。そのバカ高い金額をみれば、自力で工事する際モチベーションアップにとても効果があります。

 

ちなみにボクの時の見積もり内訳は以下の通りです。

 

・水道ガス(機器込み) ¥100,000

・電気 ¥40,000

・内装(家具装飾の一部込み) ¥3,500,000

・外装(看板作成込み) ¥400,000

 

ざっとこんな感じです。印象はそれぞれだと思いますが、決して安い印象は持たないはずです。

これらを参考にしたうえで、開業前の予算計画をシミュレーションしてみましょう。必ず見えてくるものがありますので、それを感じ取ってくださいね。

 

いかがでしたでしょうか。色々と現実をお見せしたので、半分諦めている方もいらっしゃるかもしれませんね。人生一度とはいえ、リスクを負うことだけが全てではありませんので、本気で再考するきっかけにしてもらえれば幸せです。

 

次回以降で、実際に資金の融資であったり工事に向けた準備や仕入れ先をお伝えしていきます。

 

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